■不妊症 お子さんを授かりたい方へ |
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鍼灸治療で私たちができること最愛の人とゴールインしたけどなかなか子供が授からない。 初めて当院にいらっしゃるときはほとんどの方が不安そうな面持ちでいらっしゃいます。当たり前ですよね。 お子さんが欲しいのになかなかお子さんが授からなくって、それに加え周囲の人からいろいろ言われたり、 そして、ほとんどの方が鍼灸治療の未経験者。 来院される状態はさまざまです。 どのような状態であっても私たちができることがあります。 なぜなら、鍼灸治療は基本的にお一人おひとりの本来持っているからだの力を引き出すことを目的にし、 具体的には鍼灸は下記のいくつかの点を改善できると考えられています。1.骨盤内の循環をよくする。 2.子宮内膜の状態をよくする。 3.身体的な緊張を改善することで自律神経の状態を改善する。 4.心因的なストレスで硬くなっている身体と心にしなやかさを取り戻す。 5.ストレスとなっている痛みやコリを取り除く 6.男性不妊の精子活動率を向上させる これらは現代医学的な視点ですが、東洋医学的には次のいくつかに集約されます。1.虚弱(体力の低下) 2.寒(冷え) 3.血の鬱滞(血液循環が悪い) 4.気の鬱滞(精神的な肉体的なエネルギーの偏り) |
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■冷え症と不妊 |
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冷えが不妊の大きな原因であることは古くから言われ続けています。 ひざから下が冷える方、ソックス状に冷える方、腰から下が水につかるような冷えを感じる方、 専門的な治療はさておき、患者さんが治療に積極的に協力したいという方が多く、 冷え性の方が留意すべき点は下記のいくつかです。1.下半身を冷やさない。 2.栄養は偏らないように。 3.生ものは食べ過ぎない。火を通したものを食べるように。 4.糖分は取り過ぎない。 5.適度な運動をする。 6.極端な厚着はしない 7.加温しない(カイロや電気毛布は最低限に) 1の下半身を冷やさないというのは当たり前のことですので、ここで解説するまでもありませんね。 2.3・4は食事に関する注意事項ですが、女性の方はヘルシーな食べ物というと油分とカロリーが少なく野菜中心ということをイメージされる方が多く、その結果、たんぱく質や脂質が極端に足りない方が時々いらっしゃいます。 5.適度な運動はひとそれぞれどの程度が適度なのかさまざまですが、翌日に疲れが残らない程度を目安にするといいでしょう。 6.極端な厚着をしない。というのは冷えを極端に嫌うあまり、年中厚着をしている方がいらっしゃいます。 これは絶対だめ。汗が出て下着が湿っぽくなるということは濡れたタオルを背中やお腹に当てているのと同じことかえって冷えてしまいます。 7.加温をしない。これも多くの方が誤解をしていますが、加温すると冷えが治ると考えて一年中カイロを背中やお腹に当てている方がいます。 例えば、コタツでうたた寝した後に体がとてもだるいのは、下半身や体表面だけが血行がよくなりすぎ全身の調子がおかしくなるからです。 カイロを使うときは冷えが強いときに一時的に暖めて辛くなくなったら使うのをやめることが必要です。 |
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